地方自治体か発するSNSメディアでの投稿内容は、
どうしても通り一遍のものになりがちです。
そんな時、鎌倉市の図書館のtwitterアカウントでこんな
呟きがされました。

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海外で、上記のような標語があることを知って、
なにげに呟いたようです。
その反応の大きさに、「おそろしくなった」と感想を述べられています。
鎌倉市では市教育委員会内部で、一時削除すべきではないかとの
議論が交わされたようです。

「学校を休んで図書館へいらっしゃい」という表現は、鎌倉市教委の内部で問題になったと一部で報じられた。不登校を助長することにもなって不適切だとの声が出て、ツイートの削除も一時検討されたというものだった。

 ところが、市教委の組織内にある図書館の館長にJ-CASTニュースが取材すると、不登校助長というのは誤解で、まったく別の理由から不適切との意見が出たというのだ。

 それは、ツイートの中に、「死ぬほどつらい」「死んじゃおうと思ったら」という言葉があることだ。

 26日のうちに、市教委の各部署から10人ほどが集まってツイートのことを話し合うと、「これらの言葉は、死を連想させる」としてツイートを削除すべきとの意見が数人から出た。つまり、ツイートを読んだ子供たちの自殺を誘発してしまうのではないか、という懸念だ。それは、新聞社などが特集を組むと自殺を誘発しないかと扱いに慎重になるのと同じことだという。

 その後の話し合いの経緯について、館長はこう明かす。

  「私も、2学期を迎えるまで子供たちの精神状態は不安定ですので、死を連想させてよいものなのかと疑問に感じ、削除すべきではと一時思っていました。しかし、ツイートの内容としては、『自殺しないでほしい』『図書館は居場所の1つですよ』という意味もありますので、話し合った結果、削除しないでいこうということになったのです」
参照 j-castニュース

ツイートは不登校を助長するのではないかという意見については、鎌倉市教委内部の話し合いでは出なかったようです。

 ツイートは不登校を助長するのではないかという意見については、鎌倉市教委内部の話し合いでは出なかったと、図書館長は言う。

 ただ、図書館に寄せられている数十件の意見には、「図書館に来た子へのフォローは考えているのか」という批判も寄せられた。つまり、子供をほったらかしにすれば、不登校助長につながるという指摘だ。

 公益社団法人「日本図書館協会」による「図書館の自由に関する宣言」(1979年改訂)では、第3条に「図書館は利用者の秘密を守る」とうたわれている。鎌倉市図書館でも、この精神を尊んでおり、小中学生が平日昼間に図書館にいても、声を掛けたり、学校に通報したりはしないという。

 司書のツイートで、「一日いても誰も何も言わないよ」とあるのはそのためだ。参照 j-castニュース

TVで取材を受けた女性司書が、「個人のプライバシーを守りますから、
学校に通報したりしませんよ」と言われていたのはこのことですね。

館長は、こう悩みを打ち明ける。

  「利用者の秘密を守るのは大原則です。私どもは、専門的な機関でもありませんので、子供たちのフォローは十分にできません。しかし、子供たちを気にしていないわけではなく、見守ってはいるのです。これから先は、どうしたらよいのか、対応を考えないといけないかもしれないですね」
参照 j-castニュース

この鎌倉市の中央図書館の女性司書が発信twitterの呟きの内容が、
素晴らしいという事とともに、
その後の対応した鎌倉市市教育委員会や、
中央図書館の館長さんそれぞれの対応が、
鎌倉市の良識を伺わせる内容であることです。
このような人達に支えられて発信されるTwitterだから、
今回のような一歩踏み込んだ呟きが投稿されるのです。
そして、その後もしっかりフォローされています。