気になって、ネットでPCのオンサイト業務が現在どのようになっているか
調べて見ました。

オンサイト業務というのは、知っている方も多いと思いますが、
ご存知ない方の為に、簡単に説明いたします。

自宅や職場に直接出向いて、パソコン、サーバーなどの設定を行うこと。
パソコンの設定から、ネット接続の設定、周辺機器の設定を行います。
内容によっては、簡単な操作説明を行う場合もあります。

既に会社は別資本が入っていますが、当時(株)大塚商会さんの関連会社で
(株)JPSSという会社から、オンサイトの仕事を多く戴きました。

ジャスコさん、今のイオンさんが、込み込みで10万円のパソコンセットを
オンサイトで、組み立てセッティング、回線接続、簡単な指導をつけて販売した時に
(株)JPSSさんから電話が入り、愛媛県の松山市のセッティングに行ってもらえますか?
という話が、お取引の最初です。

それから、広島県・岡山県下の設定依頼を受けました。
その業務の後に、YahooBBのモデム設定作業の依頼が入り、同様に両県下の対応を
行い、並行してジャパネットタカタの依頼も入っていました。

しかし、YahooBBの設定料金の引き下げ(競争入札)で、価格が下がっていき、
JPSSさんと相談のうえ、オンサイト業務を受ける事を止めました。

ご存知のように、パソコンの本体価格もドンドン低価格化が進み、
デスクトップからノートパソコンに主流が移り、インターネット回線も
ISDNからADLS、そして光回線へと高速化しています。

固定回線では、ターミナルアダプターを介して、パソコンとルータの接続も
知識がなくても、バッファローの「AOSS」は自動で接続環境を作ってくれます。

そして、スマホの進化で高速回線でネットに繋がり、スマホ本体もパソコン機能を
凌駕するほどの高性能になっています。

スマホといえば、日本ではシェア50%以上をアップルのiPhoneが占めています。
素人にも使い易くと、難しい事を覚えなくても操作ができるようにしてあります。

そして、SNSの加入者の増加で、Mixi、twitter、facebookとソーシャルの利用が
進みました。

ワード、エクセルからパソコンの操作を覚え始めた状態から、
パソコンよりもスマホでネットに繋がること、アプリのダウンロードの方法、
ソーシャルアプリの使い方、利用のしかた、投稿のマナー、注意事項と
大きく様変わりして行きました。

個人ニーズとしてはパソコンのオンサイト需要は無くなりつつあります。

企業ニーズとしては、継続して定型業の販売管理、給与管理、会計管理のソフトの
初期設定、運用フォローでしょうか。

しかしソフトもクラウド上にアクセスして、
パソコンにはソフトをインストールする必要がない方向に進んでいます。

インターネットに接続可能なネット回線さえあれば、パソコンも性能を多く要求されず、
記憶装置としてのHDD、SDDさえも必要最小限で済むようにもなっています。

オンサイトの個人需要が圧倒的に少なくなっている事が分かります。

パソコンもスマホも全くの初心者でも使い始める事は可能です、
しかし、基礎知識がない状態ですと、無駄な操作や基本的な知識が
不足したままの状態で使っていく事になります。

街のパソコン教室に通っての基礎的な学習は、最低限必要かなと思います。

企業側としては、従業員にパソコンの操作に習熟してもらうニーズはありますが、
定型業務を行わない人達には、パソコンよりスマホやタブレットで、
社内コミュニケーションを取れる事にウエイトが上がっていますね。

スマホやタブレットがよりフレンドリーな操作環境を提供してくれています。

システムや、ハードが過渡期の未熟な時の、オンサイトへの需要から、

使いこなす為のソフトともいうべき智恵が、必要な時代になっています。
しかし、個人、企業ともにその使いこなしに求めるレベルがそこまで
到達していない(ニーズを感じていない)状態があります。
組織では使いこなしのレベルを同一に持って行く努力が必要です。
パソコンの初級、中級、上級、応用とレベル毎の指導と
スマホ、タブレットの場合も基礎、中級、応用とグルーピングが必要でしょう。

需給のミスマッチが発生しています。

オンサイトの全国チェーン化や、低価格化は既に時代遅れでしょう。

必要とされるニーズが多様化と専門化しています。
今日の状況では、
オンサイトは、安価な価格では人材の供給が不可能です。

オンサイトは、コンサルティング業務内の一環として行う時代に
入ったと言えそうです。